もはやセラピストの話ではなく、ほぼ娘の話になってしまっていますが…もう少しお付き合いください。
生後2週間経ち、GCUに義眼師さんが来てくださり、今後の事についてお話ししました。
私はすごく構えていたのですが、優しくナチュラルに話してもらえて、安心したのを覚えています。
本当は夫に必ず同席して欲しいと頼んだのに、仕事で間に合わなくて。
代わりに母が話を一緒に聞いてくれました。
義眼師さんが娘の瞼の中を広げる為の拡張器(コンファーム)を入れてくれて、退院までに私達で洗浄の為の出し入れを出来るようにという話に。
拡張器で目の幅を広げないと、義眼を入れる事はまだ出来ません。
しばらくはこの黒い拡張器をつけて24時間過ごすのですが、いつ義眼になるかはその子の広がり方次第。
遅いと2歳くらいまでの場合もあると聞いて、落ち込みました。
それを聞いた時に、
「あぁ、保育園には預けられないな…」
「幼稚園に入るまで守ってあげなきゃ」と思いました。
ぴょこっと持ち手のような突起があって、なんだかボタンが入っているみたい。
目を閉じても、完全には瞑れません。
入れる事自体は痛くはないようで、入れる際に押さえつける事では泣きますが、入れた後は落ち着いていたのでホッとしました。
でも…
仕事から遅れて夫が駆けつけて娘を見た時に、結構大きな声で笑ったんです。
こんな状況で娘を見て笑った事に、私もGCUの看護師さんもドン引き。
信じられないくらい怒りが込み上げてきました。
後々納得いかなくて話をしたら、右目が可愛くてつい笑ってしまったとの事。
夫と妻でこうも感じ方が違うのかと呆れましたが、楽観的な夫だからこそ助けられているんだな…と思う事にしました。
今見返すと、本当拡張器をつけていても可愛いなぁと素直に思えます。
生後2〜3週間にしては指が長くて綺麗だなぁと思う余裕が出たり(笑)
産後すぐはネガティヴになりやすい、いわゆる産後鬱が心配される時期なので、余計に落ち込んでいたのかもしれません。
私も心配して頂き、GCUにカウンセラーの方が来て話を聞いてもらいましたが、鬱にはなりませんでした。
その都度夫に全ての思いをぶつけていたからだと思います。
気持ちを一番近い人に理解してもらえる事が大事だなと、今の夫婦生活でも思います。
考え方は結構違いますが(笑)
⑨に続きます☆
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