写真は出産直後すぐに私の元に連れてこられなかったので、助産師さんがこっそり写真を撮ってきてくれたものです。

ウインクしてる。

 

分娩室で家族3人で写真を撮り、身体を休めていたら担当の先生が入ってきて話し始めました。

「右目が開いていなくて、自分の力では今開けない状態。すぐにでも大きな病院で検査してもらった方が良い。」と。

 

夫も私も驚きましたが、きっと大きな病院で開けるようにしてもらえるだろう。

今は閉じているけれど、深刻に考えなくても大丈夫だろうと思っていました。

 

そして早い方が良いとの事で、産んだ次の日の朝に娘は救急車で搬送される事になりました。

 

 

ひとまず身体を休めて分娩室から移動しようとすると、激痛でとても1人では歩けず。

車椅子で運んでもらいました。

 

次の日の朝もベッドから降りるのもひと苦労。

歩くのは点滴用の支えを使いながら、ゆっくりゆっくり…。

朝食の為に食堂に行くのもかなりの時間が掛かりました。

みんなも大変…と思ったら、普通に歩いていらっしゃる!

 

なんと私は恥骨に大ダメージを受けていたんです。

ほぼ恥骨離開みたいな感じで激痛でした。

これに関してはレントゲンとか撮ってないので分からないですが、助産師さん達は治す方法は無い、時間が経てばだんだん良くなるよと言われました。

 

もうこの痛みは出産よりも痛くて、だんだんと私の身体を蝕んでいきました(涙)

正直子育て出来る状態ではありませんでした。

 

 

娘は朝9時ごろ搬送される事になっていたので、少しでも姿が見たいと思い、朝食後に新生児室まで行ってみました。

何か問題があればそのまま入院し、何もなければ帰ってくるという話。

しばらく会えないかもしれない…。

助産師さんが中に入れてくれて、抱っこさせてくれました。

 

今でもこの瞬間を思い出すと涙が出てきます。

なんとも言えない気持ちで

「ママだよ」

「いってらっしゃい」

「何も怖くないからね」

と言って、タオルに巻かれ看護師さんに抱かれていく娘を見送りました。

 

 

検査の付き添いと結果は夫が行って聞く事になり、私は身体を休める為に1人で産院の個室にいました。

 

⑥に続きます☆