GCUにいたのは約1ヶ月。

病院に3回ほど宿泊して娘と一晩過ごす練習をし、拡張器の取り外し取り付けも思いのほかスムーズにいったので、退院できる事に。

 

私の泣き虫生活はここで一旦おしまいで、娘の前では泣かないと決めました。

 

今まで離れているだけで、夜中に寂しくないかな、だっこしてもらえているかなと不安でした。

「これからは毎日一緒にいられる!」

それだけで嬉しくて心が落ち着いた事にびっくり。

そしてそれは娘も一緒でした。

入院中誰よりも大きな声でいつも泣いていて、抱っこした後に置いたらすぐにまた泣いていたのに…。

家に初めて来た日から、とても穏やかで夜もしっかり寝てくれました。

(もちろん新生児のサイクルは大変でしたが(^^;;)

 

私の恥骨痛も、なんとかベルトを巻いて子育てできるレベルまで回復。

 

市立病院へは月に一回程行って、そのタイミングで義眼師の方が一緒に病院で見てくれました。

 

 

順調に11月、12月と過ごしていき、仲の良い友人達にはありのままの娘に会ってもらい、話をしました。

みんな困っただろうけど、普通に接してくれてありがたかったな。

拡張器も少しずつ大きくなり、娘の成長に合わせて目の幅も広がってきました。

 

外出するのは正直ちょっと怖くて、最初は近所の駅まで散歩をして、だんだんと買い物にも連れて行けるように。

誰も覗き込まないで…と願いながら。

 

 

娘の事は可愛いくてお散歩中も話しかけていましたが、仲の良い友人ならともかく、初対面の人に目の事を説明できるほど当時の私に余裕はありませんでした。

ちなみに今なら初対面でも何でも話します!

 

次回いよいよ生後2ヶ月ちょっとで義眼を作る事に。

⑩に続きます☆