年末でバタバタな中、娘の義眼チェックの為帝京大学付属病院に行って来ました。

 

現在1歳2ヶ月の娘の右目は生まれつき見えません。

「小眼球症」といってお腹の中で右眼の成長が8割くらいで止まったままで、
視力は無く瞼はほとんど開かない状態で生まれました。

(人によって片目だったり両目だったり、光だけは見える子もいたり…と症状は人それぞれの様です。)

なので、生後2週間から右眼の中に拡張器と呼ばれる目の開きを大きくするものを入れて、
生後2ヶ月くらいから義眼を入れて暮らしています。

義眼といっても映画などで見る球体のものではなく、分厚いハードコンタクトレンズのような感じのものです。

初めて見る方はびっくりするかもしれません。

もともとある眼球の上に乗せているだけで、見た目もナチュラルで自分の瞳のように見えます。

 

病院に行くのはいつも旦那と一緒でしたが、今回は仕事が休めず2人で電車で行きました。

少しでも嫌な1日にならないよう、午前中は娘の好きな支援センターで遊んでから。

せっせとお仕事中(笑)

 

私自身、病院に行く日が来る度に「行きたくないな」という思いが湧いてきます。

目のチェックをする度に、娘はタオルとバンドでぐるぐる巻きにして押さえられて、
私に助けを求めながら大泣きをするんです。

痛い事をしているわけではないし、先生方も優しいし、しょうがないのですが…なかなか慣れません。

 

いまだに「どうしてうちの子が」とふと落ち込む事もありますが、
娘にはそれを絶対に感じさせないと決めているので、普通に過ごすよう心掛けています。

何よりも明るく元気に過ごしてくれているので、疾患の事は忘れてしまう時も。

こんな事をブログに書くのはどうかなと思いましたが、
私自身他の方のブログを見て「悩んでいるのは私だけじゃない」と勇気をもらったので、
正直な気持ちも書いていきたいです。

 

大変な思いをして産んだ我が子にどんな症状があっても、可愛い事は変わらない。

この先苦労する事は色々あると思うけれど、それは五体満足で生まれた健康な子も同じですよね。

どんな時も一番の理解者でいられる様に、強い心と柔らかな心を持った母親でいたいです。